任意整理とその後の生活について－任意整理の前に

自己破産ガイド※５分でわかる債務整理＞任意整理とは？－任意整理前に知っておきたいデメリットまとめ－＞任意整理とその後の生活について－任意整理の前に－

任意整理｜その後の生活について

借金問題の更なる悪化を防ぐ為に、任意整理を行なって借金問題悪化を食い止める方は非常に多いのです。

任意整理では効果がない場合、自己破産やその他の手続きが必要になります。

自己破産を行う場合、生活をしていくのに必要な家財道具などを除き
お金に換えられるものは、換金しなくてはならず、借金以外にも手放さなくては
ならないものが増えてしまいます。

任意整理の場合は、そういった事を要求される事もありません。

ハードルの低い任意整理を選択したがる方が多いのですが
そういった方のほとんどが任意整理後の生活を気にしています。

任意整理後に変わる事と言えば、借金の負担が軽くなる事です。

大きな変化と言えば、信用情報機関への登録です。

事故情報が登録される事により、キャッシングやローン、金融取引など
信用度が問われる取引が行なえなくなります。

既存のクレジットカードなどは、次のカード更新日まで使用出来る事が多いそうですが
更新日を向かえ、信用情報の照会が行なわれた場合、利用継続する事が出来ず、カードを没収されてしまいます。

また、新規カード発行などは事故情報が抹消される5年間の間は行なう事が出来ません。

クレジットカードだけでなく、キャッシングサービスなどといった
便利なサービスも、任意整理後しばらくの間、行なえなくなります。

任意整理｜その後の影響

任意整理と言えば借金の減額と納期延長を交渉して生活に見合った金額を毎月返済するというものです。任意整理で借金を完済した後、具体的にどういう生活を送らなければならないのでしょうか？
整理後と整理前で一番大きく違うのは信用情報機関（俗に言うブラックリスト）に事故情報が掲載されているかいないかです。
普通任意整理での借金の返済は３～５年、事故情報の掲載は５～７年です。その間は事故情報が掲載されているので新たな借り入れやクレジットカード作成は厳しいでしょう。住宅ローンも組むことはできません。これらは完済から最低でも５年経過しなければ利用することができないため不便な生活を強いられるでしょう。
しかし裏を返せば５年間は借金をすることができないので、同じようにまた多重債務者に陥り債務整理を行わなければいけない状況にはならないので健全な生活が送れることは確かでしょう。
任意整理後すぐにクレジットカードを作れる会社があることにはあるのですが、大手の企業ではなくほとんどが法外な利息を取られる闇金である場合が多いのですのでお勧めしません。
任意整理では他人に借金があったことを知られずに済みます。そのため任意整理後でも基本的には前と同じような生活が送れるでしょう。職業制限などもありません。
任意整理を行った経験を任意整理後の生活に活かして、二度と多重債務者に陥らないように生活していくことが任意整理後の生活には重要です。